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急性心筋梗塞での胸痛以外のサイン

 投稿者:HIGE  投稿日:2009年 1月25日(日)22時20分44秒
  こんばんは、HIGEです。

>まるこさん
レスありがとうございました。「草の根」もやがて芽を吹き花が咲きます。ここからがこの国に本当の「BLS」が根付く時だと思います。これからもご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

さて、ネットニュースのご紹介です。

【記事ここから】
◆心筋梗塞、迷わず119番を…通報1割、手遅れの恐れ◆
 胸の圧迫感などを感じて「心筋梗塞(こうそく)かな?」と疑ったら、迷わず救急車を呼ぶのが医学的に正しい。しかし「すぐ119番を」と患者に正しく指示できる医師は5割に過ぎず、一般人で119番する人は1割程度でしかないことが、厚生労働省研究班(班長・野々木宏国立循環器病センター内科心臓血管部門部長)の調査で分かった。
 心筋梗塞は発症後1時間以内に専門病院に着けば救命率が高いとされる。最近は「救急車をタクシー代わりにしないで」と訴える医療関係者も多いが、野々木部長は「心筋梗塞が疑われる症状がある時は、結果的に『空振り』でもいいので119番を」と呼びかけている。金沢市で開催される学会で24日に発表する。

 心筋梗塞の症状には、胸に重いものを載せたような圧迫感のほか、息苦しさや、のどや下あご、みぞおち、背中などの痛み、頭痛などがある。まとめて「上半身に今まで経験したことのない強い不快感があった場合」と覚えるのがよいという。
 研究班は昨年1月、インターネットで全国の医師にアンケート。約1000人から回答を得た。同時期に全国の一般の男女に訪問調査し、約1200人から回答を得た。
 その結果、高血圧や糖尿病などがあり、心筋梗塞の危険が高い患者から電話を受けて発症の疑いがある場合に「すぐ119番」を指示する医師は50%。「すぐ自力でかかりつけ医へ」と指示する医師が27%、「すぐ自力で救急医療機関へ」が13%いた。

 一般への調査では、心筋梗塞のおそれがある「上半身の強い不快感」を感じた場合に、「すぐ119番する」人は平日の日中で12%、休日・夜間でも28%。「様子をみる」や「家族や知人に相談する」が約半数を占めた。
 別の調査では、心筋梗塞による死者は、半数強が病院にたどり着く前に急死しているといい、野々木部長は「自力で病院に行っては途中が心配」と話す。【記事ここまで】

上記の記事にもあるように、「心筋梗塞」発症時のサインは「胸痛」だけではありません。
また、昨今「救急車の適正利用」が叫ばれていますが、「心筋梗塞」は、まさに救急車による一刻も早い搬送が必要ですので、上記の記事にもあるとおりすぐに救急要請して頂きたいと思います。下記に「心筋梗塞による胸痛以外のサイン」に関連するニュースをご紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

◆胸痛以外にもいろいろある、心筋梗塞発作のサイン◆
心筋梗塞の初期症状といえば、胸痛がよく知られています。
でも、なかには胸痛がない人もいますし、胸痛以外のサインが出ることもあります。「胸痛」だけが発作のサインではないことを、知っておきましょう。

◇検証1 吐き気・嘔吐や冷や汗、めまいなど、症状は多彩
 日本人の死因で、がんに次いで2位を占めているのが心筋梗塞などの心疾患です。なかでも問題なのが、急性心筋梗塞。

 その死亡率は現在でも30%ですから、発作を起こした人のおよそ3人に1人は、亡くなっていることになります。そのほとんどは病院に到着する前に亡くなるといわれ、病院に搬送さえされれば死亡率は10%未満に低下します。急性心筋梗塞で命を落とさないためには、いち早く病院に行って治療を受けることが大切なのです。では、どんな症状のときに心筋梗塞が疑われるのでしょうか?

一般的には胸痛がメーンですが、なかには胸痛以外の症状を訴える人もいます。急性心筋梗塞では、胸骨下部や左前胸部を中心とする重い疼痛や、締め付けられるような痛みが特徴的ですが、その一方で、胸ではなく、みぞおちや背中が痛んで急性胆嚢炎や胃潰瘍などと間違えたり、痛みはなくて吐き気・嘔吐や冷や汗、めまいなどの中枢性の症状が前面に出たりすることもあります。

中でも、特に注意しなければならないのが、70歳以上の高齢者の方です。胸痛が主症状の50代〜60代と違い、典型的な胸の痛みは出にくくなって、心臓の収縮力が弱くなって起こる息苦しさや浮腫(むくみ)などの心不全症状や、吐き気・嘔吐などの中枢症状が中心になることが多いと言われています。

◇検証2 高齢者や糖尿病患者では ほとんど症状がない無症候性心筋梗塞も
 心筋梗塞は、心臓に栄養や酸素を供給する冠動脈が詰まり、心筋が酸素不足、栄養不足になって壊死する病気です。危険因子となるのは動脈硬化。この動脈硬化に対しては、コレステロールや高血圧、メタボリックシンドロームなどが促進因子になることが知られていますが、実は老化が動脈硬化の一番の原因なのだそうです。

 高齢社会になると心筋梗塞も増えてきます。しかも高齢者の心筋梗塞では、症状がほとんどないケースが少なくありません。自覚症状がないだけに、早期発見がより困難です」
 こうした胸の痛みを伴わない心筋梗塞を、「無症候性心筋梗塞」といいます。高齢者だけでなく、神経障害による合併症によって「痛み」を感じにくくなっている糖尿病患者でもよく見られます。実際にあったケースを紹介すると・・・

 このケースの患者さんは、もともと糖尿病で、合併症の神経症状が出てきたころから、ときに唐突に吐き気を訴えることがありました。主治医も体の不調が原因と考えていました。 ところが、神経症状が回復してきた矢先、入院先の病院で本人自らナースコールをして吐き気を訴えた直後、呼吸困難に陥りました。急性心筋梗塞の発作だったそうです。

◇結論 予防が大切。でも、少しでも異常を感じたら、救急車を!
 心筋梗塞は死に至る可能性が高い病気ですが、最も大切なのは予防です。日頃から、心筋梗塞の危険因子となる高血圧や高脂血症、糖尿病、肥満、喫煙、ストレスなどをきちんと管理し、発症のリスクを抑えるようにすることが大事です。
 しかし、心筋梗塞の発作と思われる強い胸痛が続くときや上記のようなサインがあった時には、すぐに救急車を呼びましょう。
 急性心筋梗塞は、治療を開始するのが早ければ早いほど救命の可能性が高くなります。胸痛は、狭心症なら数分で治まりますが、心筋梗塞では30分〜数時間続きます。
 原因不明の吐き気や胸部違和感などがあったら、すぐに相談できるかかりつけ医をもつことも大切です。「無症候性心筋梗塞」のことを考え、定期的に健康診断を受け、心電図などで心臓の健康状態をチェックしておくのも大切な事です。【関連記事ここまで】

 「急性心筋梗塞」は冬期に多く発症します。
上記のような「異常のサイン」があった時には、ためらわず救急車を要請して下さいますようお願い致します。
 病院での診断結果が「急性心筋梗塞」でなければ、「それは良かったですね。」と笑えるのですから・・・
 

草の根活動

 投稿者:まるこ  投稿日:2009年 1月23日(金)01時10分0秒
  お久しぶりです。まるこです。救命活動は地味な草の根活動ではありますが、AEDがいろんな理由により増えたことでその活動をより効果的にしたことは間違いないですね。
AEDだけでなく、BLSだけでない、両方が揃う環境は広がりつつあると思うのでこれからもそういう意識をもった地味な草の根活動を皆でつなげていきたいですね。

ところで、まるこもシンポジウムに参加します。いつもサイトでいろいろ教えて頂いてる方々にお会いできたら嬉しいです。楽しみにしてます(>_<)体調万全にしていきます。
 

AED使用時の生存率40%を越える

 投稿者:HIGE  投稿日:2009年 1月22日(木)21時26分15秒
編集済
  こんばんは、HIGEです。
AEDの普及に伴う「生存率UP」のネットニュースのご紹介です。

【記事ここから】
◆AED・1カ月後の生存率42.5%◆
 心肺停止状態となった際に一般市民からAED(自動体外式除細動器)で救命措置を受けた人の1カ月後の生存率が2007年は42.5%に上ったことが22日、総務省消防庁の調査で分かった。2006年は33%だった。

 AEDによる救命措置が実施されなかった場合と比べ生存率は4倍超で、市民からAED措置を受けた人の数も2006年の144人から2007年は287人とほぼ倍増した。総務省消防庁は「一般市民の迅速な救命手当てが非常に重要だと明らかになった」と分析する。

 AEDは心臓が止まった人に電気ショックを与えて蘇生させる機器。2004年に市民の使用が認められ、駅や空港など公共施設中心に2007年末現在、全国で約13万台設置されている。
 調査結果によると、2007年に市民の目の前で心肺停止状態となりAEDの措置を受けた287人のうち、1カ月後も生存していたのは122人(42.5%)で、うち102人(35.5%)は日常生活をほぼ支障なく送れるまで回復した。一方、AED措置を受けなかった人の1カ月後生存率は9.7%だった。【記事ここまで】

****************************************

AEDを使用した場合の救命率がついに40%を越えるようになりました。
2004年7月1日にAEDが一般市民でも使用できるようになってからわずか4年で、AED使用時の救命率がここまで上がったことは本当に嬉しく思いますとともに、全国各地でBLS&AEDの普及にご尽力されていらっしゃる多くの皆様の「草の根の活動」が着実に実を結びつつあるものと思います。

 とは言うものの、まだ「AEDを使った場合」に限定されたデータです。
 大切なのは、誰かが目前で急に倒れた時、「バイスタンダーがBLSを行い、AEDを使うこと。救いたいという心を持つこと。」であり、社会復帰された方々は、決して「AED」という機械だけの力ではなく、AEDを使用する前後の適切なBLS(一次救命処置)が実施されたことと、何より「救いたいという心」がそこにあったからこそ救われた命だったと思います。

 先日、放映されたNHKの「ためしてガッテン」における1万人に対する「AED認知度」は、ようやくまだ半分程度であり、「BLSで最も重要なのは胸骨圧迫心臓マッサージである。」という正答率は30%に達していませんでした。
 将来、同じような番組が放送された際、いずれも60%を越えていた時、日本の救命率はもっともっと向上しているものと思います。

 2003年、シアトルに行った時、シアトルのBLS普及責任者であるバーバラさんがおっしゃっていたことを思い出しました。
 「私達、シアトルはここまで(年平均の救命率30%)くるのに30年かかりました。
しかし、シアトルというお手本があれば日本ならば10年で実現できると思います。特別な事は何一つ必要ありません。ひとりひとりが、命の大切さを知り、できることをすればよいのですから・・」とおっしゃっていました。
まさに、そのとおりであると思います。バーバラさんも、日本でも条件付きながらも、ようやく救命率が40%を越えたというこのニュースを聞いたら、きっと喜んで下さると思います。
 これからも「BLS&AEDの重要性」を知ってもらえるように、「救いたいという心」を一人でも多く普及できるように、さらに頑張りたいと思います。
 

★シンポジウムのご案内★

 投稿者:HIGE  投稿日:2009年 1月 8日(木)11時34分42秒
編集済
  こんにちは、HIGEです。

当HPでもお馴染みの「心臓震盪から子どもを救う会」の代表監事でいらっしゃる埼玉医大救命センターの輿水健治先生からシンポジウムのご案内を頂きましたので、当掲示板にてご案内させて頂きます。

【シンポジウム・「学校教育におけるAEDを含む心肺蘇生教育の新たな展開」】
          ― 教育プログラムと教材の提案 ―

日 時:平成21年2月11日(建国記念日)
時 間:13:00 〜 17:30
場 所:ベルサール神田(東京)3階(ルーム1〜4) 約300人収容
対 象: 学校教育者関係者
主 催: 厚労科研費研究班
     自動体外式除細動器(AED)を用いた心疾患の救命率向上のための体制の構築に関     する研究(丸川研究班)

【シンポジウム・プログラム(予定)】
1、開会挨拶

2、基調講演(40分)
1)「心臓震盪の現状と対策」(仮題)
2)「つなげ!命のバトン」(仮題)
3)「子供達が学ぶ命の大切さ」(仮題)

3、成果報告(1時間30分)
1)小・中学生のための教育用アニメ教材
2)45分講義のための教育プログラム
3)中高校生のための教育プログラム
4)学校教育における医系大学生の果たす役割
5)小児における心肺蘇生の現況と課題
6)学校でのAEDの設置と管理

休  憩

4、総合討論・質疑応答(30分)
5、デモ学習会(1時間)
  心肺蘇生訓練用マネキン(個人用トレーニングキット)を用いたデモ学習を行います   (終了後、キットは持ち帰り可)。
6、参加費 無料


シンポジウム開催場所への交通アクセスおよび参加お申し込みについては、「AEDinひょうご」HP(下記URL)よりお申し込み下さいますようお願い致します。
http://aed-hyogo.org/

以上、ご案内でした。有意義なシンポジウムであると思いますことから、どうかたくさんの方々にご参加して頂ければ幸いです。
 

あけおめ!

 投稿者:支部長  投稿日:2009年 1月 3日(土)20時54分51秒
  新年明けましておめでとうございます!
本年も更新期待しています(^。^)
 

★「もち」ののど詰めに注意しましょう!★

 投稿者:HIGE  投稿日:2009年 1月 3日(土)11時49分9秒
  こんにちは、HIGEです。

>消防愛好会会長さん
新年のご挨拶、ありがとうございました。本年もよろしくお願い致します。

ネットニュースのご紹介です。

【記事ここから】
 元日から2日にかけて、もちをのどに詰まらせて病院に搬送される人が相次ぎ、東京都と埼玉県で計3人が死亡した。
 都内では男女19人が搬送され、元日に八王子市の男性(88)が死亡。埼玉県では2日、上里町の男性(77)と川口市の男性(73)が、いずれも雑煮のもちをのどに詰まらせ死亡した。
 東京消防庁では「高齢者や子供が食べるときには家族がそばで見守る。」「もちは小さく切り、お茶や汁物と一緒に食べる。」など注意を呼びかけている。【記事ここまで】

毎年、3が日に報道される悲しいニュースですが、周囲にいる方のちょっとした注意で防止できます。上記記事にもあるように、誰かが見守りながら、汁物や飲み物と一緒に少しずつ食べるようにして頂きたいと思います。

 異物による気道閉塞で、最も生命に危険を生じるのは、気道が完全に塞がってしまう「完全気道閉塞」です。救急車が現場に到着するまで、最新の調査では全国平均で約7分間かかりますが、7分間完全に気道が閉塞していた場合、救命の可能性は非常に低くなってしまいますとともに、仮に救命できたとしても脳に大きなダメージを与え、完全社会復帰は非常に困難になってしまいます。

「異物除去法」を知っていることで、完全気道閉塞による窒息死という最悪の事態を回避することも可能です。BLSやAEDの使用法とともに、「気道異物除去法」も救命講習会で習得することができますので、どうか多くの方に受講して頂きたいと思います。
 もちののど詰めは、家族で楽しく迎えるはずのお正月が一転して悲劇の場になってしまいます。どうか、楽しく平和なお正月であって欲しいと切に願います。
 

謹賀新年

 投稿者:消防愛好会長  投稿日:2009年 1月 1日(木)16時10分36秒
  新年明けましておめでとう御座います。今年もよろしくお願い致します。そしてお久しぶりで御座います。昨年は東北地方や中国の四川省での大地震や、東京・秋葉原での連続殺傷事件など痛ましい災害や事件・事故が発生しました。

新しい年2009年は災害などの無い、良い1年(幸多き1年)であることを祈りたいものです。

それでは失礼致します。
 

あけましておめでとうございます。

 投稿者:HIGE  投稿日:2009年 1月 1日(木)00時07分5秒
  HIGEです。
新年あけましておめでとうございます。本年も「HIGEさんのスポーツ救命救急」HPをどうぞよろしくお願い致します。
2009年が、皆様にとって佳き1年でありますことを心よりお祈り致します。
 

良いお年を!

 投稿者:HIGE  投稿日:2008年12月31日(水)11時00分22秒
  こんにちは、HIGEです。

今年も残すところ今日1日となりましたが、本年も当HPをご覧頂きまして本当にありがとうございました。

2004年7月1日にAEDが一般に解放されてから4年が過ぎ、今では街のあちこちでAEDを見ることができるようになりました。
また、突然の心肺停止事故に対し、迅速なBLSとAEDが使用された場合の救命率は、従来の5倍である15%にまで達し、ようやくシアトルの背中が見えるようになってきました。

来る2009年は、2010年から施行される新しい「蘇生ガイドライン」の策定など、「救命」に関して「大きな節目」となる1年になることから、さらなるBLS&AEDの普及と推進に努め、一人でも多くの方が「命のバトン」をつないで下さるように、子ども達が安全にスポーツを心から楽しめるような環境づくりを目指し、皆様に有用な情報を発信できるよう頑張っていきたいと思いますので、本年同様に皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

来年が皆様にとって「良き年」となりますことを心よりお祈り致します。
どうぞ良いお年をお迎え下さい!
 

小平でのBLS勉強会&消防白書報告

 投稿者:HIGE  投稿日:2008年12月16日(火)22時32分36秒
編集済
  こんばんは、HIGEです。

本日は、エルトラック小平教室の定例勉強会で「BLS」に関する講義にお邪魔してきました。この勉強会には、以前当BBSにてご紹介させて頂いた「応急手当普及員」のご資格を取得なさった神奈川県相模原市内の高校の先生、M先生も遠路はるばるお越し下さり、私の講義を聴講して下さいました。M先生、本当にありがとうございました。

 講義の中でもお話させて頂きましたが、「知っていること」はとても大切な事です。
「知っている」ことが、次への行動に迅速に繋がっていきます。
 1時間半の講義でしたが、ご参加下さった皆さんの真剣な眼差しがとても頼もしく感じました。あってはならない事ですが、もし、万一の非常事態があったとしても、きっと「命のバトン」を繋いで下さると思います。そんな今日、こんなネットニュースが掲載されていました。

【記事ここから】
◆平成20年消防白書「救急車到着時間ワースト記録更新」◆
 通報から救急車の現場到着までの時間が平成19年の全国平均で前年より0.4分長い7.0分、到着から患者を搬送し医療機関に収容するまでの時間は1分延びて26.4分となり、ともにワースト記録を更新したとする20年版消防白書が16日、閣議で了承された。

 現場到着から収容までの時間は10年間で6・5分も延びた計算。要因について総務省消防庁は、19年8月に奈良県の妊婦が医療機関に10回以上、収容を断られ死産したことに象徴される病院の受け入れ拒否が影響したなどと分析している。
 消防庁は、救急医療は医師不足など厳しい状況で対策を急ぐ必要があるとし、搬送の際に空きベッド状況などを把握できる「救急医療情報システム」に医療機関が積極的に協力することを求めている。

 消防庁は現場到着が遅れる背景について、高齢化などで全国の救急車出動件数が約529万件と10年間で52%増加していると指摘。「通報から収容までの時間が延びて救急車が足りなくなり、現場から離れた消防署から出動している」と、悪循環が起きているとした。

 消防庁は出動件数を減らすため、緊急性が低いのに救急車を呼んだり、タクシーの代わりに使ったりしないよう呼び掛けている。救急車を呼ぶ必要があるかどうか迷っている人の通報も多く、通報前に医師の助言を聞く相談窓口の整備を急いでいる。
 全国の救急隊数は10年間で8%増にとどまっており、消防庁は「地方公務員の削減が進む中、隊員数を増やすことは難しい」と説明している。【記事ここまで】


上記の記事のとおり、救急車の到着時間は、年々延びていることから、「救命」には、傍に居合わせた人、「バイスタンダー」のBLSがさらに重要となってきます。

 本日の勉強会にご参加下さった皆さんにも、バイスタンダーの重要性についてご講義させて頂きましたが、リレーの第一走者として、きっと全力で走って下さるものと思います。ご参加下さった皆さん、ありがとうございました!
これからも、「命のバトン」をリレーして下さる人が、一人でも増えていくように頑張りたいと思います。
 

以上は、新着順81番目から90番目までの記事です。 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  |  《前のページ |  次のページ》 
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