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Re: 初投稿です

 投稿者:Mitch  投稿日:2015年 2月 6日(金)10時33分18秒
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  > No.957[元記事へ]

Annieさんへのお返事です。

 偶然、このHPに入って、この投稿を見まして、感激しました。私は、先天代謝異常症の専門医として活動させていただいています。そのご縁で、患者会に出席したりもしているのですが、Annieさん、あなたの存在そのものが、患者さんとその御家族からすると、とてもうれしいことなのです。私にとってもそうです。一生懸命に育てれば、こんなに素敵な大人になってくれるんだという希望の星なのです。
 さて、もしあなたが小児科に勤務したとしても、PKUの児に会える確率はかなり低いです。一般病院の小児科では、まず会えることはないでしょう。大学病院の小児科や小児センターでも、先天代謝異常症を専門にしている先生がいらっしゃらなければ、やはり会うことはできません。もし出会ったとしても、年に数回でしょう。
 でも、その僅かなチャンスでも、あなたに出会った患者さんとその御家族は幸せです。目の前に一つの目標が現れたのですから。では、看護師として何がその患者さんと御家族にできるのか。それは、「知識の共有」です。共感するだけなら、看護師でなくてもよいのです。看護師であることで、例えば食事療法の意味、子どもの発達段階に応じた子どもへの説明など、自分の経験に加えて専門的な知識を患者さんに提供することができます。医師と話をするのは敷居が高いので、知識のある看護師さんは非常に貴重です。ですから、あなたは一生懸命に勉強しなければなりません。さらに、PKUと診断された御家族の立場に立って、どのようにそれを受け入れ、前向きに取り組んでいけるのかの支援をしなければなりません。そしてそれがうまくいけば、学会などで発表し、あなた以外の看護師でもそれができるように共有しなければなりません。
 さらに言えば、そういった大変な状況におかれる患者さんと御家族は、PKUだけではないのです。珍しい病気、情報の少ない病気、なぜ、そんな病気に---という思いを抱いている患者さん達はたくさんいらっしゃいます。そういう皆さんの側にいて下さい。それが、あなたが看護師になるという意味だと思います。頑張って下さい。
 
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